ベルギー奇想天外生活とLOVE

ベルギー奇想天外生活とLOVE。ダメ男ベルギー人と恋に落ちた話。遠距離恋愛。国際恋愛。

年末の不運の取り返し

 

クリスマスプレゼントとしてサプライズがあるよ!と、興奮気味でいう彼。


年末のサッカーの観戦チケットが手に入ったらしい。
しかもVIP。
シャンパンと軽食付きだそう。
20:00キックオフ。


超おしゃべりで
誰にでも話しかける彼は
彼の働くレストランに来ていた
元地元フットボールチームの
カイロプラクターと仲良くなり
チケットを2枚ゲットしたらしい。


しかもそのカイロプラクターは
何と今、マンチェスターUK専属だそう。

 


試合前日はいつものように飲んだくれていたので、
もちろん午後に目を覚まし、一杯ひっかけてからスタジアムに向かう事にした。
その後、職場が大好きな彼は
なぜか職場に足を運びサッカーのチケットを
見せびらかしていると同僚から
とんでもない事実を告げられる。。。


『その試合13:00に終わってるよ。
    2-0だったよ』と。


え?


ポカーンとする私達。


しかしそれは事実で
試合の時間が変更されていた。


そんな事ってある!?


ってちょっとキレそうだったけど、
2人ともそんなにサッカー好きではなく
経験としてVIPで観戦できたらいいな。
くらいな感じだったので
その日は気を取り直して
また、飲み始めたのでした。

 


そしてサッカーのことを忘れかけていた

翌月、彼の休日に
昼間(朝)からbarで飲んでいると
職場のボスから連絡が。


またカイロプラクターがご飯を食べに来て
同僚が年末のサッカー観戦悲劇を説明すると
なんと、
『今晩試合があるからあのおしゃべりに
チケット1枚あげるよ』と。

 


一枚。。

 


『行って来ていいよ。』
という私に対して
同じ言葉を返す彼。


1人なら行かないよね。
という決断に至り
彼は追加のチケットがいくらか尋ねると


カイロプラクターが行くはずだった
もう一枚のチケットも譲ってくれた。


なんていい人なんでしょう!

 


その後も飲み続け
疲れたので仮眠をとることに。
アラームをセットしようと思いつつも
睡魔に襲われそのまま夢の中へ。

 


数時間後、飛び起きる私。
まさか!?
窓の外は真っ暗だし
彼はすやすや寝ている。
そして周りも静まり返っている。
まさか?!
またやらかしたか?!


と思ったら
試合開始の1時間前でした。


急いで身支度して、2人で
彼の働くレストランにチケットを取りに行き
ちゃんとスタジアムにたどり着きました。
試合始まってたけど。

 

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買ったビールを前の席の人の背もたれの裏の

ドリンクスタンドに置くんだけど

彼らが興奮するたびに

ビールがガタガタってなって

飛び散って、なかなか集中できなかったわ。

 

今回貰ったチケットはVIPでもランク低め。
ハーフタイムはカフェでコーヒーとチョコレートのサービス。
もちろんアルコールも買える。
試合の後は軽食付き。
そして生ライブ。
その後朝まで踊り狂う。
ていう内容でした。


ちなみにさらにVIPには違うフロアがある様子

この写真は私たちVIP平民のフロア。

スタジアムにいるのに室内でも観戦を楽しめるっていう

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散々飲んで踊って
外に出たのは朝の3時半。
雪がぱらついていました。


雪の中歌い踊り、道路と車に落書きしながら
家に帰った結果
2人とも風邪を引きました。。

以上。

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